2007年12月10日月曜日

どんどん世の中はつまんなくなるんじゃないかという妄想

世の中どんどん進歩してるんだと思うけれど、何か最近思うのは、人間が本能的に把握しづらいような、いわば処理系のバグが出やすいようなところをつついて進歩と言ってるだけなんじゃないかという気がするんです。
昔、銀行の預金の管理のプログラムを細工して、切り捨て分を自分の口座に振り込む細工を考えた人がいたけれど、これは本当に感心してしまうような鮮かな手法だと思う。
こういうのは人間が把握できる下限と上限を越えてるので人間は、あまり上手く対処できない。
本当に頭が良いと思うけど、やってことは処理系のバグを突いてるだけの気もする。

コンピュータの使い方には色々あるだろうけど、コンピュータに能力を底上げしてもらうという使い方と、コンピュータの能力を使って、人間が上手く処理できないところを突いて金を生むという使い方があると思う。
最近、人間が上手く処理できないところを突いて金を稼ぐぜ、ってのばっかりな気がする。
計画してか、しないでかは分かんないけど、人間の錯覚や、事物についての扱える想像力の限界をみんなしてつついて金儲けしてるんじゃないかとか思うんです。
たとえ金儲けに関係しなくても、それに似たようなことばっかりやっている。
凄く斬新なアイディアなのか、想像もできなかった凄いバグなのかは知らないけれど。
思うに、どうしてそういう所が弱いのかといえば、多分、そういうことに重点を置いて進化してこなかったから、じゃないだろうか。つまり、どうでも良いようなことだったんじゃないだろうか。
どういう事を人間は得意としてるのかは知らないが、とりあえず、それは金を生むことに関してはちょっと難しいのかもしれない。何故ならみんなそれが得意だから。
でも、多分、人間は人間の得意なことをやってた方が幸せだという気がするのだが、どうなんだろう。
あいかわらず自分でも書いてることが良く分からない。