2007年10月31日水曜日

2007-10-31(Wed)

前にここでも書いたプログラムを投稿して競い合うサイトがα版だったのがβになったそうで、それはそれでおめでたいことなんだろうけど、主催者の発表を読んでなんかすっきりしないものを感じてしまった。
実は、プログラムを投稿して競い合うのは飽くまで手段であって真の目的は、言語間でのクロスリファレンス的なものを作ることなのです、みたいな宣言とか、
たとえこの計画が頓挫しても、集められたフリーな素材は他のプロジェクトでも有用に生かされると思う、とか、
目指している目的は、非常に素晴らしいと思うけど、なんか参加者不在感というか、なんというか、この高尚な目的に多分誰も文句を言う人はいないだろうけど、なんかこの主催者の独り善がり感というか。
別に最初から、コードの投稿も競い合ってるうちに、リファレンスも作れて一石二鳥なのです、とかそのまま説明してても全然問題ないだろうに。
まあ、犀坊Zのラボってことでなんでもかんでも実験なんだろうけど、今後これ以上活況を呈することはないとみた。というか7月に設置されたそうだけれど、履歴をみる限りでは、自分が参加した9月頃には、もうピークは過ぎてた様子。

2007年10月28日日曜日

コカコーラの景品

今年の夏のコカコーラにはシールが貼ってあって、当たるとiTunesストアから一曲ダウンロードできるというものだったが、どういう訳か3本に一本のくらいの高確率で当たっていたので、16曲分たまった。
11/30日までにダウンロード登録しないと無効になってしまうので、忘れる前に登録してダウンロードすることに。
iPodもiTunesもずっと使っていたけどiTunes StoreはDRMのロックが掛っていたりするのが嫌だったので今回初めて。
アカウントを作ってみると自分がダウンロードしたい曲は案外DRMフリーのiTunes Plusで賄えることが判明した。
折角ダウンロードするなら店頭では買えないようなのにしようと思って選択
Frank Tiberi: 4 Brothers 7 全11曲
メシアン:黒ツグミ 1曲
メシアン:美しき水の祭典の oraison 1曲
Michael Manring SOLILOQUYからSelene 1曲
Alex de Grassi, Christopher Garcia & Michael Manringから2曲
Frank Tiberiはまともな音源を聴いたことがなく今回初。なかなか良かった。多分Disk Unionにも置かれるか置かれないかのマイナーさだと思う。
マンリングのSeleneはYouTubeで発見してアルバムで聴いてみたいなーと思っていたので、これだけDRMロックが掛っているけどダウンロードしてみた。でも、YouTubeの方が良い演奏してる気が。
メシアンのoraisonは150円ならかなりお買い得。オンド・マルトノの4重奏ってのもなかなか聴けないと思うし名曲。
黒つぐみはこれ一曲のためにアルバム買うのもちょっとな、と思っていたものだったので単品買いできて良かった。
色んな演奏があったので視聴で聞き比べしてみた。パユの演奏が一番好みだったのでそれに決定。

2007年10月26日金曜日

ムーたち

最近モーニングに榎本俊二のムーたちが載ってないなーと思っていたら先月連載が終わっていた。最近連載終了に気づかないパターンが多い。多分、最終話も読んでるな。

2007年10月25日木曜日

気付き

ちょっと前から、「気付き」っていうフレーズを目にするようになって来た気がするんだけど、これってどの辺が発生元になってるんざましょ。大概使われてる文章って胡散臭いのが多いんだけども…。「ニューエイジ 気付き」でググってみると、自分が胡散臭さを感じる使われ方をしているページが沢山ヒットする。この辺かしら。

コピペに不自由する

最近はずっとLinux(Ubuntu)がメインの環境なんだけれど、bloggerだとEmacsで書いた文章をコピペするのが面倒臭い。何で面倒臭いかといえば、X-WindowのコピペのスタイルとWindowsや、MacOSXのコピペのスタイルが違うってのがある。X-Windowは、範囲を選択して、C-cや、Command-cではなくて、範囲を選択した時点でコピーバッファに入る。
これだけに統一されていればまだ良いのだけれど、C-c風の操作も可能だったり、ブラウザ側のスクリプトでコピペを制御したりと何でもありで入り乱れ過ぎ。
ということで、ブラウザのテキスト入力の範囲をエディタに飛してくれるツールの使用を復活させることにした。一時期常用していたけれど、Macだと統一されているので無くても不便でなかったというのがある。
ちなみにfirefoxのアドオンのIt's all textってのが自分のお勧めです。

2007年10月24日水曜日

Leopard様

今週の金曜に発売になるMacOSX Leopard。買おうかどうか迷っていたが、必要スペックを見てびっくり、iBook G4 800MHzじゃ動かないじゃないか。必要クロック867MHz以上ということで微妙に足りない。
Leopardはそんなに重いのかい。
まあいいや、自由なOSじゃないしね。やっぱり、OSは自由なOSに限るよね、などと負け惜しみを言ってみる。
まあ、仮に動いたとして、今回から搭載される目玉機能のTime Machineは、我が家のような、NFSで共有しまくりの環境では、動作が非常に重くなる予感がする。まあそれは、ギガビットイーサにすれば良いのか、ちくしょう。
自分が4年前にiBookを買った動機としては、やっぱり当時MacOSXが非常に魅力的だったからだと思う。
綺麗なUI、フォント環境、UNIX環境、主要商用ソフトメーカーのソフトの存在。
これら全部をいいとこどりした環境だったと思う。当時UNIX系のOSが好きな人が結構iBook買ってたような記憶がある。
この4年で綺麗なUI、フォント環境はLinux上でも十分になってきた。むしろデスクトップを掴んでグルグル回したりとか、窓がブルブル震えたりとか無駄で無用な派手さということでは、MacOSXよりもVistaよりも凄くなってしまった。ただデザイナーが統一されたUIを設計したりしているわけではないと思うので、そのあたりの操作感の不統一感というのは、目に見えてあるとは思う。これは開発体制が違うので今後も多分ずーっとあると思う。UI専門にデザインするプロジェクトと会社もあったけど、資金繰りが厳しくて潰れたと記憶している。
主要ソフトメーカーの対応というところでは、昔より段違いに良くなっている。まあ、デスクトップアプリケーションはまだまだだけれども…。
UNIX環境という面では、MacOSXは細かいところが色々面倒なので結局Linuxか、普通のFreeBSDの方が良い、ってことになってるんじゃないだろうか。MacOSXはBSDではあるんだけど、NeXT由来のところの癖の対策というか必要になる追加知識の収集などが結構面倒臭い(どんどん普通のUNIXっぽくはなってきているけれど)
それで、結論としては、結局のところ、FirefoxとEmacsと、シェルとLispの処理系が動けばなんでも良くて、できればフォントが綺麗だったら最高、という位のものなので、現状のTigerででいいや。というかもうMacOSXである必要さえない。もちろんLeopardが動いたら発売日に買ったさーーーー。

2007年10月23日火曜日

自分にそっくりな人は3人いるのかどうか

del.icio.usはユーザーごとにそのユーザーが登録したブックマークをRSSで取得できるので、結構前から波長が合う人のをRSSリーダーに登録している。
そのなかでもいつでも自分が面白いなと感じるようなものをブックマークしている人と同じIDの人が、Last.fmでも隣人になっていたのだった。そんなにありふれた名前でもないので多分同一の人だと思うけれど、波長が合い過ぎて恐い。Last.fmは投稿が重たいので、もう全然使ってないけど、del.icio.usに関しては、面白そうな話題(というか読んで面白かったという感覚が共通している)をどんどん拾って来てくれるので、自分にとっては有名どころのニュースサイトやまとめサイトより、ずっと価値があるのだった。

2007年10月21日日曜日

虚を突かれることもある

いつものパスタ屋で食べ終り、会計のレジで仕事は決まりましたか、と尋ねられる。
一瞬、げへ、とかいって固まり、いえ…とだけ言ってまた固まった。
じゃあ、ここで働くとかどうですかね、ただでパスタ食べられますよ、ただですよ、ここ結構バイト募集してますよと、言われ、何も思い付かなかったので、「あー、それは、夢のようですねー」「ありがとうございますー」とか適当に返してしまった。
後で考えると「夢のようですね」ってのがなんか小馬鹿にしてるようにしか聞こえない気がする。
いや、そういう気は全然なくて、ただで食べられるってことへのリアクションだったつもりだったんだけれども。
っていうか飲食系は自分は向いてないしな。おろおろしてしまうから。
っていうかそれ以前に働く意欲はもとよりに生きる意欲がないからな。

そもそもなんで、仕事決まったか、とか尋ねられたかといえば、前に、店に来る時間帯が変わったけど、何の仕事してるんですか?、と尋ねられ、一瞬、げへ、とかいって固まり、いや…、無職です…、とだけ言ってまた固まってしまうようなことがあったのだった。

途中まで読んだ 10/21

神は妄想である−宗教との決別− / リチャード・ドーキンス P140まで
ニーチェ (中) / マルティン・ハイデガー P282まで

「神は妄想である」は延々と神が存在しないことと宗教の害惡について述べているっぽい。かなりしつこいんだけど、これがドーキンス節なのか。しかし、アメリカで無神論者が非常に肩身が狭い思いをしているってのは初めて知った。本当なのだろうか。

ニーチェ (中)は、いつものハイデガー節の本。ニーチェの文献を丁寧に丁寧に解説。しかし、自分は、ニーチェの何が凄いのか全然分からない。結局ロックスターみたいなもんなのだろうか。ただこの本の中にニーチェの言葉として出てくる、「ものごとの誤謬/真理の根拠というものは、ただ生物学的なものに由来するのみである」(非常にうろおぼえ)という見方は凄いと思った。凄いとおもったけど、うろ覚え。でも、それはアリストテレスも言ってたらしい。
ニーチェ+生物学的なにか、とくるとナチっぽいけど、たとえば、「この寿司美味しい!」っていう真理は、味覚がもたらしているもので、それに根拠を求めてもその先にはなにもないわよねー、ってくらいのことだと思ってます。
ナチっていえば、ハイデガーはナチに加担したってことで批判されてますが、ここでの解釈は、全然ナチ的ではないです。まあ、でも、ハイデガー自身は、ハイル・ヒトラー!とか手紙に書いたりしてますけどねー。

2007年10月19日金曜日

また、ブログ作ってみた

Bloggerはポンポン作れるところが楽しい。
英語が全然だめな自分が無謀にも技術文章を翻訳してみようというブログ。
普段英語の文章はまず第一にスルーするけれど、今のところ面白い論文とか読みたい文章はやっぱり英語圏にしか存在しないので挑戦してみる。
英検5級以下の人がLispの技術文章を勝手に翻訳し散らかすブログ
お友達の皆さま方はみんな英語が異常に達者な人ばかりなので色々つっこんでもらえると嬉しいです。

2007年10月16日火曜日

プー太郎生活 200日記念

あっという間のようなそうでもないような感じでプー太郎生活も今日で200日目を迎えた。
この200日間の活動といえば、起きて、飯食って、寝て、の繰り返し+Lispのコード読んでみたり書いてみたり。
小学校の時Basicのプログラムを組んでた時以来の執着ぶりかもしれない。
プログラミングはできるようにはなりたかったけれど、まったく熱中することもなかった。
シェルスクリプトはUNIXで生活するには必須な感じなので、シェルスクリプトは書けるけど、それからちょっと応用のきくPerlや、Cはさっぱりだった。
ちょっと作ってみるけど、すぐ忘れるし。全然修得できなかった。
修得できないという点では、Lispも同じなんだけれども、Lispは自分で言語を拡張できるので、それが面白い。
その辺が「目的」と「手段」だと、断然「手段」に執着してしまう自分の琴線に触れたのかもしれない。
何も作らなくてもいじってるだけで相当時間がつぶせる気がする。
そんな感じで、プログラムのお題の解答を競って投稿するっていうサイトにも参加したりしてみている。
やっぱり、どこの世界も凄い人は凄いなと感心。
自分はまったくもってうんこちゃんなプログラムを投稿しまくって場を汚してる気がするが、苦情が来る程でもないのでとりあえず、投稿し続けている。
独りでこそこそやってるよりは、人前に晒された方がやっぱり何倍も勉強になることが多いので良しとする。

さて、今後
100日後は、2008年 1月 24日
200日後は、2008年 5月 3日
300日後は、2008年 8月 11日
400日後は、2008年 11月 19日
500日後は、2009年 2月 27日
となっているが、どこまで行けるのだろうかー。

読んだ本.61

(161) JOE ZAWINUL on the creative process—ウェザー・リポートの真実 / 山下 邦彦

2007年10月15日月曜日

ZAWINUL

ウェザー・リポートの真実(JOE ZAWINUL on the creative process)っていう本を読んでみている。ザビヌルの仕事を詳細なインタビューをすることによって解説した本。楽譜も多い。これを読む前までは、ザビヌルはだたの偉そうな親父だと思っていたが、自分が好きなマイルスの70年代エレクトリックの曲は、殆どザビヌルの曲であることを知った。というか自分が考える70年代のエレクトリックマイルスの風味は、ザビヌル風味であることが分かった。そして、作曲/演奏のアプローチがちょっと変っていて、自分の即興を録音しておいて、後で気に入ったところを採譜して、少しも変えずその通りに演奏するというスタイルらしい。
ウェザー・リポートのジャコが弾いているラインも殆どザビヌルがこのプロセスで作ったものであるという。びっくりだ。しかも、ジャコに限らず、マイルスが即興してるんだと思ったところも、予めザビヌルが作っていたという軽い衝撃。譜面が沢山掲載されてるんだけれども、ベースラインや、メロディが本当に譜面に書いてあったりする。
なんで即興のように聴こえるかといえば、即興したものをきっちり演奏しているからという斜め上なアプローチ。もの凄い天才なのかもしれないけど、あんまり目立たないザビヌル。なんか恐い。

2007年10月14日日曜日

読んだ本.60

Steel Ball Run (13) / 荒木 飛呂彦
(159) フィラメント—漆原友紀作品集 / 漆原 友紀
(160) みんなのPython / 柴田 淳
あずみ 42 / 小山 ゆう
ホムンクルス 8 / 山本 英夫

2007年10月13日土曜日

勝ち負けにこだわる

自分は良く人様に勝負を挑むことが多いので、「また、そんな、人生勝ち負けじゃないですよ」とか嗜められることが良くあったりする。
自分としては、人生勝ち負けじゃないってのは当たり前の話で、なんで噛み合わないのかしら、それとも自分は、勝負挑み過ぎなのかしらん、とか思っていたが、視点が全然違うのかもしれないと、ふと思うのだった。
自分の視点としては、勝負を挑むというのは、自分の技量を高めるため、もしくは単に楽しみの為に挑んでいるというところがあって、別に勝ったからなんだって訳でもないし、負けたからどうしたという訳でもない。自分のレベルが上がればそれで良しという感じで、自分のレベルを上げるには人と楽しく競争するってのが一番だと思っているので、勝負を挑むという感じ。まあ、単に楽しいと思うんだけど。
でも、競争が嫌いって人は、そういう見方をしてる訳じゃないみたいで、どっちかっていうと、「負ける」ということに焦点を当てて考えてるっぽいなと思えてきた。単に負けるのが嫌い、もしくは、負けるとダメージを大きく受ける人な気もする。
多分、本人のレベルが上がることより、人に負けないということの方が大事なんだろうから、この辺が噛み合わないんだと思う。
それと、勝負事が嫌いな人が敗者に優しいかといえば、必ずしもそうでない気がする。多分この辺は、無關係なんじゃないだろうか。
似たところでは、妙な感じで妙に平等にこだわる妙な平等主義者の人には、平等なら誰にも負けてない、から平等が良い、みたいな主張を感じることがある。あんまりいないけど。
ただ、パターンとしては、「自分のレベル上げ重視派」と「人に負けるのが嫌派」以外に、「人を負かすのが好き派」なんかもいる気がする。
「人に負けるのが嫌派」と「人を負かすのが好き派」も自分にとってはつまらない。というか、勝負しても利益になることは少ない。
「人を負かすのが好き派」とは足の引っ張り合いになるし、「人に負けるのが嫌派」とも勝負にならないので、ある意味勝負開始前に足の引っ張り合いをすることになる。
とはいえ、このような勝負好きパターンが自分の行動全般に言えるかといえば、そうでもなく、勝ち負けでないにしろ、苦手なことというのは「人に負けるのが嫌派」的な行動をとっているように思える。なんというか火中の栗は拾えない。

2007年10月12日金曜日

Reverent Quizzes

ブログ眺めてたらReverent Quizzesってのが紹介されていた。
http://reverent.org/quizzes.html
暇なので挑戦

True art or a fake?
83%

Pollock or birds?
100%

Famous or unknown artist?
67%

An artist or an ape?
67%

「モーツァルトかサリエリか」はサーバが混んでるのか最後まで辿り着けない。そのうち挑戦してみよう。

2007年10月11日木曜日

黄粉大好きな子

「庭には二羽にわとり」的なものを思い付いてしまったので記録したい。

「きなこだいすき」と「きなこだいすきなこ」が交代で出現するパターンで「キナコダイス」が無限に繰り返せる。

黄粉大好きな子
黄粉大好きな子大好き
黄粉大好きな子大好きな子
黄粉大好きな子大好きな子大好き…

今日から

この6年位自前のサーバでブログを書いてきたのだけれど、Bloggerや、Hatenaを利用してみることにした。
一つのブログで様々なジャンルを纏めるというのもありだとは思うけど、一つのテーマに一つのブログってのは良いように思えてきた。それで、ここは、個人的に思ったこと、考えたことを、外部に記録したいんだというときに書くところ。
読むに耐えない、役に立たないことで埋まる予定。