今週の金曜に発売になるMacOSX Leopard。買おうかどうか迷っていたが、必要スペックを見てびっくり、iBook G4 800MHzじゃ動かないじゃないか。必要クロック867MHz以上ということで微妙に足りない。
Leopardはそんなに重いのかい。
まあいいや、自由なOSじゃないしね。やっぱり、OSは自由なOSに限るよね、などと負け惜しみを言ってみる。
まあ、仮に動いたとして、今回から搭載される目玉機能のTime Machineは、我が家のような、NFSで共有しまくりの環境では、動作が非常に重くなる予感がする。まあそれは、ギガビットイーサにすれば良いのか、ちくしょう。
自分が4年前にiBookを買った動機としては、やっぱり当時MacOSXが非常に魅力的だったからだと思う。
綺麗なUI、フォント環境、UNIX環境、主要商用ソフトメーカーのソフトの存在。
これら全部をいいとこどりした環境だったと思う。当時UNIX系のOSが好きな人が結構iBook買ってたような記憶がある。
この4年で綺麗なUI、フォント環境はLinux上でも十分になってきた。むしろデスクトップを掴んでグルグル回したりとか、窓がブルブル震えたりとか無駄で無用な派手さということでは、MacOSXよりもVistaよりも凄くなってしまった。ただデザイナーが統一されたUIを設計したりしているわけではないと思うので、そのあたりの操作感の不統一感というのは、目に見えてあるとは思う。これは開発体制が違うので今後も多分ずーっとあると思う。UI専門にデザインするプロジェクトと会社もあったけど、資金繰りが厳しくて潰れたと記憶している。
主要ソフトメーカーの対応というところでは、昔より段違いに良くなっている。まあ、デスクトップアプリケーションはまだまだだけれども…。
UNIX環境という面では、MacOSXは細かいところが色々面倒なので結局Linuxか、普通のFreeBSDの方が良い、ってことになってるんじゃないだろうか。MacOSXはBSDではあるんだけど、NeXT由来のところの癖の対策というか必要になる追加知識の収集などが結構面倒臭い(どんどん普通のUNIXっぽくはなってきているけれど)
それで、結論としては、結局のところ、FirefoxとEmacsと、シェルとLispの処理系が動けばなんでも良くて、できればフォントが綺麗だったら最高、という位のものなので、現状のTigerででいいや。というかもうMacOSXである必要さえない。もちろんLeopardが動いたら発売日に買ったさーーーー。